
職人家系に生まれ育った林 博之さんは、
おじいさんの代からの「匠の精神」が染み付いています。
林さんの出身は茨城県日立市。
林君のお父さんは工務店で育ち、日立製作所に就職していました。
ところが、林君の幼い頃の記憶には、
休みの日にお父さんと遊んだ記憶がほとんど無いのだそうです。
なぜなら、林君のお父さんは、日曜祝日は大工さんになって働いていたからです。
林君にはお姉さんとお兄さんがいて、子供の頃の遊びの相手には不自由が無かったのか、
「お父さんが休みの日に大工さんに変身していても、あまり寂しい思いはしなかった。」との事。
逆に、たまに現場に遊びに行ってお父さんの後姿を見て育ったのかも知れません。
そのお父さんの仕事への想いは「生計を立てる為の仕事」では無かった為、(ある意味趣味的に)「妥協を許さない仕事」をされていたのだそうです。
一緒に仕事をしていく上で、「なぜそこまでこだわるのか?」と思わされる事が多く、そんなお父さんから受け継いだ姿勢が今の林君の根源になっている事は間違い無いようです。
高校を卒業した林君も、一旦は日立に就職します。
ところが、サラリーマン気質が体に合わず、手に職を付ける為に上京して美容師の専門学校に入ります。そこで(未来の奥様と出会い)美容室で働く日々が続くのですが、「先輩美容師は年下ばっかりで、すごく不安になった。」のだそうです。
悩んだ末に、リフォーム会社へ再転職。そこで再起を図ります。
どこかで「建築関係の仕事は、日曜も無くて寂しかった」という潜在意識があったのかな、とは思いますが林家代々の「血」は変えられなかったのかも知れませんね。
リフォーム会社で、ついに水を得た魚のようにメキメキ頭角を現し、初めは営業マンとして、そしてやっぱり(?)職人デビューを果たす事になります。
大工の知識を生かし、屋根工事担当となった林君は【雨漏り】と格闘する事になります。
皆さん同じたと思いますが、何が嫌かって雨漏りほど嫌な事はありません。
「屋根を守る」と言う事はすなわち、雨漏りから家を守る事なのです。
今も、屋根塗装に関する林君のこの経験は大いに役立てられ、
誰もが一目置く存在になっています。
ところで、そんな林君と「花まるリフォーム」が出会うのは
リフォーム屋さんを独立し2年ほど経ったある日の事でした。
営業と経営に関する勉強会で出会い、その場で意気投合。
その時は、私(高橋)も彼もたった一人で活躍していました(?)が、お互い一人の限界も感じていました。「いつか、一緒に仕事がしたいね」と言い合って数年が経ち、平成20年10月にやっとそれが実現したのです。
だから、高橋社長のライバル的存在で、二人が塗料や施工法の話をしだすと、困った事になかなか終わりません。
でも、そんなバトルの結果で今まで以上の品質をお客さまに提供できるようになったのは確かです。林君は、「大工さんの視点」をもっているので、私とは少し違った見方・考え方で、良いアイデアが出てきます。
それに、林君はこれまで色々な会社や職種を経験してきたので【組織の活かし方】を体感しています。花まるリフォームがきちんとした【組織】になるためには、そのノウハウや考え方は絶対不可欠でした。
後輩に対する接し方もとても上手で、そのスタイルが今の「仲良く、とっても楽しそうに仕事をしているのが良いわ。」とお客様に言っていただける元になっているようです。
「それぞれのお宅にあった一番ベストな施工を提供するのが、職人の使命だから、妥協するわけにはいかない」と、豊島君の師匠として、これから入ってくる若い人材に対しても≪花まるスタイル≫を伝えてくれる事でしょう。
今の悩みは、美容師時代に知り合った奥様との、2人のかわいらしい娘さんたち(1歳と3歳)に叱られてしまう事(笑)という、幸せ家族を持つ林君でした。








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